富山石文化研究所

富山県内の石造物の調査研究を行います

Toyama Stone Culture Labo.

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ごあいさつ

本研究所は、富山の石文化を調査研究し、地域の歴史文化の解明に寄与する目的で設立した個人研究所です。

 主に近世石造物を対象とし、石仏・石塔や石垣などの石造物について、考古学・歴史学・関連諸科学の分野からアプローチしたいと思っています。

 本拠地は、国内屈指の暴れ川で知られる常願寺川のほとりにあり、河川敷の豊富な石材は、中世から石仏・石塔の原材料として広く富山県内に流通していました。この常願寺川産石材を使った「常願寺川石工」らは、江戸時代後期に、素晴らしい石造物製作技術を発展させます。

 富山県内における石仏研究は、北陸石仏の会や富山考古学会によりたいへん進んでいますが、近世石工の技術や石切場の解明といった視点からは、まだ本格的な研究が進んでいない状況です。

 本研究所では、このような課題を中心に、調査研究を進めてまいります。あわせて、埋もれた各種石造物についても地域の皆様からの要望がありましたら調査をお受けし、郷土の歴史文化の解明に役立てていただく所存です。

富山石文化研究所 代表 古川知明

更新履歴

  • 2020年8月23日 ブログをはじめました。
  • 2020年8月23日 富山市岩瀬御蔵町地蔵堂のパンフレットを刊行しました。
  • 2019年5月21日 調査研究報告6「富山の石造物調査報告書Ⅲ」を刊行しました

富山石文化研究所
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